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0.02㎜の角層バリア機能が肌を乾燥と刺激から守る!

角層の厚さはおよそ0.02㎜。この非常に薄い膜の構造に肌が健やかさとうるおいを守るため秘密がすべて凝縮されているといっても過言ではありません。


顔の場合、角層はミルフィーユのように20層の構造になっています。その隙間をセラミドに代表される細胞間脂質がぎっちり隙間なく埋めています。この細胞同士が隙間なくぴったり密着している構造のおかげで異物は肌の中に侵入することはできません。


このまさに外的から肌を守る構造が「バリア機能」です。このバリア機能が弱まると当然ですが、外部から異物や刺激が侵入してきますから、肌荒れなど肌トラブルの原因になってしまいます。


この肌のバリア機能ですが、外部からの異物や刺激から肌を守っているだけにとどまらず肌の内側から水分が蒸散することを防いでくれてもいます。


細胞間にみっちり隙間なく埋めているセラミドなどの細胞間脂質は細胞同士をつなぎとめる接着剤としての働きだけでなく、肌内部の水分を抱え込んで逃がさない保湿成分としての働きもあります。


つまり、肌内部にセラミドなど保湿成分がたっぷりあればそれだけ水分を保持することもできるのでうるおいを維持できるということなんです。


しかし、こうした肌内部でうるおいを維持してくれている保湿成分(セラミド、ヒアルロン酸、アミノ酸、コラーゲン、エラスチンなど)は加齢とともに生成量が落ちてくるため、肌の水分量を維持できなくなってきます。


0.02㎜の角層バリア機能が肌を乾燥と刺激から肌を守るというその役割を果たすためには肌内部でセラミドなどの保湿成分がきちんと働いていることが不可欠です。

肌のうるおいを守る3つの保湿物質

角層の水分を守っている保湿物質は3つ、


● 皮脂
● 天然保湿因子
● セラミドなど細胞間脂質


この3つがお互いを助け合いながら水分を保持しています。さらにこの3つの成分が角層の水分保持にどれだけ貢献しているのかその割合も紹介しておくと、


● 皮脂(約3%)
● 天然保湿因子(約17%)
● セラミドなど細胞間脂質(約80%)


という割合になります。一目瞭然ですが、セラミドなど細胞間脂質が角層の水分保持に一番貢献しているわけです。つまりは、肌のバリア機能を保つ最大のキープレイヤーはセラミドなど細胞間脂質ということになります。


逆にいうと乾燥肌や敏感肌というのは、このセラミドなど細胞間脂質が正常に働いていないか、不足しているか、生成力が著しく弱まっているという証拠になります。